PLAスパンボンド不織布「エコライズ(TM)」が ヨネックス社のテニスラケット用包装材に採用

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エム・エーライフマテリアルズ株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長:簗瀬 浩一)が開発したPLAスパンボンド不織布「エコライズ(TM)」が、スポーツ用品メーカーのヨネックス株式会社(所在:東京都文京区、代表取締役社長:アリサ ヨネヤマ)が販売するテニスラケット用の包装材に採用されました。

この包装材は、2024年2月より全世界で順次販売されるテニスラケット用の包装材として使用されます※1。

エコライズ

エコライズ(TM)を採用したテニスラケット用包装材

エコライズ

顔料や接着剤を使用しない印字・製袋加工

ヨネックス社は、サステナビリティの取り組みの一環として環境に配慮したものづくりを推進しており、各種商品において、輸送時や製品の品質保護への影響を検証しながら包装削減への取り組みを進めています。この度、これまでテニスラケットに付属していたナイロン製ソフトケースを廃止し、エコライズ(TM)を使用した包装材を導入します。これにより、石油由来のプラスチックが主原料となる素材の使用を削減します。

ヨネックス社のロゴ印字にはエンボス加工技術を、不織布の製袋には超音波ウェルダー加工技術を採用することで顔料や接着剤を使用せず環境負荷に配慮したパッケージを実現しました。

※1 一部対象外となる商品、地域がございます。

・ヨネックス社のプレスリリースリンク

サステナビリティの取り組み テニスラケットの付属ケースを廃止、2024年2月より順次(2024年1月18日)

https://www.yonex.co.jp/news/2024/822.html

■環境にやさしい不織布「エコライズ(TM)」( https://www.malifematerials.com/jp/ecorise/ )について

エコライズ

エコライズ(TM)ロゴ

エコライズ(TM)は、植物由来の生分解性プラスチックであるPLA(ポリ乳酸)を主原料としたスパンボンド不織布です。特定の条件下において生分解・堆肥化が可能で、BPI(米)やTUV AUSTRIA(ベルギー)、JBPA(日)など国内外の認証機関※2の基準を満たし、“生分解性プラスチック”や“バイオマスプラスチック”に関する認証を取得しています。

高い均一性や通気性、柔軟性、熱プレスによる成型加工など多様な機能を付与できる特性は、お茶・コーヒーフィルターに使われる食品包装資材から農業・産業資材に至るまで幅広い分野で高く評価いただいています。

・エコライズ(TM)特設サイトはこちら

https://www.malifematerials.com/jp/ecorise/

※2 BPI認証:米国生分解素材認証機関(Biodegradable Products Institute)による生分解性認証発行システム

OKコンポスト認証:TUV AUSTRIA(ベルギー)が実施している生分解性プラスチック認証

生分解性プラ認証(登録番号1174):日本バイオマスプラスチック協会による認証

バイオマスプラ認証(登録番号603):日本バイオマスプラスチック協会による認証

■エム・エーライフマテリアルズについて

優れた技術力で社会のニーズを形にする世界の不織布リーディングカンパニーを目指し、三井化学株式会社と旭化成株式会社の不織布事業に関する共同新設分割により2023年10月に設立、営業開始しました。

1970年代初頭より衛生材料分野から産業材料、生活資材分野に至るまで幅広い用途で独自性ある製品をグローバルに提供してきた両社の技術やノウハウを融合させ、シナジーの最大化を図ります。日々のくらしに欠かせない不織布製品でのソリューション提供を通じて、社会課題の解決と人々のQOL向上に貢献します。

■会社概要

会社名: エム・エーライフマテリアルズ株式会社

所在地: 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー

代表 : 簗瀬 浩一

設立 : 2023年10月2日

資本金: 5億円

株主 : 三井化学 60.62%、旭化成 39.38%

エム・エーライフマテリアルズ ホームページ

https://www.malifematerials.com/jp/