TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)では、疲れの実態と対策調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】
◆今回、「疲れ」に対する意識や対策実態を探るべく、『現在疲れに悩んでおり、疲れ対策としてサプリメント・健康食品、ドリンク剤、市販薬のいずれかを摂取している20~70代の男女1,473人』を対象にアンケート調査を実施した。
◆その結果、疲れた時に体に出る症状としては「体がだるい」「肩こり」「首筋のこり」などが上位となった。年齢層別にみると、若年層は「頭痛」「脳の疲れ」「目の疲れ」などの脳や視神経に関連する疲労(中枢性疲労)、高年層は「足のつり・痙攣」「筋肉痛」「関節痛」などの身体的な疲労(末梢性疲労)を感じている人が多い。
◆続いて、自己診断疲労度チェックによる疲労度(身体的疲労と精神的疲労のスコアの合計値から判定)の結果をみると、「危険ゾーン」に該当する人が最も多く、49.4%となった。次いで「安全ゾーン」が31.6%、「要注意ゾーン」が19.0%となり、精神的疲労のスコアが高い人ほど総合的な疲労度も高くなる傾向にあった。
◆近年話題となっている脳疲労については、「言葉は聞いたことがあるが、内容はよく知らない」という人が47.1%で最も多くなっている。次いで、「知らなかった」という人が34.3%で続き、「言葉も内容も知っている」という人は18.6%にとどまる結果となった。また、「自身が脳疲労に該当すると思うかどうか」という質問に対しては、全体の約3割が「該当すると思う」と回答。これらの人達は、「仕事が忙しい」「ストレスを感じやすい性格をしている」「デジタル媒体との接触率が高い」といった特徴を持っており、疲れによる脳機能や睡眠への影響を実感している。
◆疲れ対策商品の摂取実態としては、「リポビタンD」「ヤクルト1000」「チオビタドリンク」の3商品が上位となった。このうち、「ヤクルト1000」は摂取経験率の順位は7位だが、現在摂取率の順位では2位に大きくランクアップしており、ここ数年で急速にユーザーが拡大している様子がうかがえる。
◆さらに、疲れに対する意識についてみると、「疲れてからではなく、疲れないように対策したい」と考える人が8割強に及んだ。また、対策商品に期待した効果においては「疲れの予防(疲れない体になる)」が47.9%でトップとなっており、疲れにおける予防ニーズの高さがうかがえる結果となった。
【調査要覧】
<調査方法>WEBによるアンケート調査
<調査対象者>疲れに悩んでおり、サプリメント・健康食品・ドリンク剤・市販薬(内服薬)で対策をしている20~70代の男女1,473人
【調査実査日】
2023年3月3日
2023年 疲れの実態と対策調査
―疲れてからではなく、疲れないように対策したい!予防ニーズが高まる疲れ対策市場―
URL:https://www.tpc-osaka.com/c/health/cr220220472
発刊日:2023年5月11日 頒価:462,000円(税込)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
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