https://www.lac.co.jp/lacwatch/media/20240122_003652.html
「情報リテラシー啓発のための羅針盤コンパス」は2019年3月のリリース以降、研究者による学術的根拠および法教育の視点に基づいた監修を受けながら、「本編」「参考スライド集」「情報活用編」および「使い方ガイド」を公開し、随時更新しながら、シリーズ累計で1万冊以上を配布(2023年12月末時点)しています。
2020年に公開した「情報活用編」は、日常生活の中でICTや情報メディアの活用シーンを「基本操作」、「情報を発信・共有する」、「遊ぶ」、「学ぶ・働く」、「売る・買う」、「ICTをもっと活用する」の6つのカテゴリに分類し、どのように活用できるかを中心に編纂しています。
今回公開した第2.0版では、近年、あらゆる場面で導入が進んでいる生成AIの活用の項目を新たに追加(項目26 AIを活用する)し、生成AIの活用に触れています。この項目では、生成AIが業務ツールとして導入されている事例や、利用する際のメリット、生成AIに入力する質問・命令文(プロンプト)、出力されたデータを利用する際の注意点などについて解説しています。さらに、最新の情報を踏まえた全体の見直しを行い、イラストを追加して見やすさを改善しました。
最新の法改正やGIGAスクール構想に対応した「情報リテラシー啓発のための羅針盤」第2.0版(本編)と併せて活用することで、デジタル社会・Society 5.0時代に対応した情報リテラシーにおける光(情報活用)と影(インシデント)の両面を網羅した知識を身につけられます。また、情報活用編の改訂に合わせて、「使い方ガイド」も第2.1版を公開していますので、さまざまな場面で「羅針盤」を利用する際の参考として活用できます。
ラックの研究開発部門である「サイバー・グリッド・ジャパン ICT利用環境啓発支援室」では、啓発活動を実践したノウハウの蓄積、共有、評価を行い「羅針盤」へ反映していくとともに、より効果的な啓発手法を検討することで、情報リテラシーおよび、情報セキュリティの啓発活動における一助となることを目指します。
■株式会社ラックについて
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ラックは、サイバーセキュリティとシステムインテグレーションの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、1995年に日本初の情報セキュリティサービスを開始して以降、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線で活動する、情報セキュリティ分野のリーディング企業です。
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