次世代を担う先端スポーツ技術開発の強化、NBA Launchpadを設立

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NBA Launchpad

2021年6月1日(ニューヨーク)、NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)はNBA Launchpadの設立を発表しました。NBA Launchpadは、バスケットボールにおける、あらゆる段階での最優先事項を推進するような新技術を調達、評価、試験的に導入するための取り組みです。

 

本日より、NBA Launchpadには、以下4分野のいずれかに起業家や企業のイノベーション技術を提出することで応募いただけます。

1. ユースバスケットボールにおけるヘルス&ウェルネスの向上

2. エリートユース選手のパフォーマンス向上 

3. 足首の怪我の予防と回復技術 

4. レフリーのトレーニングの開発と促進    

 

NBAのバスケットボール戦略&アナリティクス部門エグゼクティブ・バイスプレジデントのエバン・ワッシュ・は「NBA  Launchpadを通して、次世代の革新的なスポーツ技術を特定し支援しすることで、バスケットボールにおける優先事項をより改善していきます。」と述べています。

 

厳格な評価プロセスを経て、選抜された応募者は、NBAのプラットフォームであるエリートおよびグラスルーツプログラムへ6カ月間の研究開発パイロットに参加していただきます。NBA Launchpadの一環として、応募者にはNBAリソースへのアクセス、ハンズオン支援、その他様々なインセンティブを通してバスケットボール関連技術の未来を育むことができます。

 

NBA Launchpadはバスケットボールにおける以下の優先課題を解決するイノベーションを募集します。:

 

 1.ユースバスケットボールにおけるヘルス&ウェルネスの向上

世界中の少年少女の健康を促進することは、NBAとWNBAが世界的に展開しているユースバスケットボール参加プログラムであるJr. NBAプログラムにとって重要な優先事項です。USAバスケットボールと共に策定したJr. NBAのユースバスケットボール ガイドラインは、少年少女の健康に焦点を当て、怪我、疲労、燃え尽き症候群を避けるために各年齢層に適した取り組み方が設けられています。NBAは選手、両親、コーチ、そして団体にとって、今までよりも根本的なレベルでバスケットボールに健康的に取り組むことができるようになる技術を求めています。

 

2.エリートユース選手のパフォーマンス向上

NBAはNBA Gリーグ・イグナイト、NBAアカデミー、バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズといった、ユース世代のエリート選手を育成するプログラムを、米国内だけでなく世界中で運営しています。これらのプログラムをこれからも向上させていくために、NBAはユース世代の選手たちのパフォーマンスを向上させることができる新たなプロダクトやサービスを探し求めています。

 

3.足首の怪我の予防と回復技術

バスケットボールでは、様々な場面で足首の捻挫が多く、選手の健康、試合参加率、パフォーマンスに悪影響を及ぼしています。NBAは足首の捻挫に関する研究発表、データ収集の拡大、医療専門家や主要な関係者との協力など、幅広い評価を行い、怪我に対する理解を深め、対処しています。これらの活動を補助するために、NBAは足首の怪我による影響をより軽減することができる新たなアプローチを求めています。

 

4.レフリーのトレーニングの開発と促進

NBAの試合でレフリーを務めるためには、長年の経験と高水準なトレーニングが必要です。毎年、NBAは世界中にいる数千人ものアマチュアレフリーをトレーニングし、評価しています。現在のプログラムを強化するために、NBAはレフリーのトレーニング、育成、そしてリクルートを向上することができる技術を求めています。

 

詳しい情報はNBA Launchpadのウェブサイト ( https://www.launchpad.nba.com/ ) 、またはLaunchpad@NBA.comへご連絡ください。

 

NBA(National Basketball Association)について

NBAは、ナショナル・バスケットボール・アソシエーション(NBA)、ウィメンズ・ナショナル・バスケットボール・アソシエーション(WNBA)、NBA Gリーグ(NBA G  League)、NBA 2K リーグ(NBA 2K  League)の4つのプロスポーツリーグから構成されるグローバルなスポーツとメディアのビジネス団体です。リーグは世界215の国と地域において、50言語で試合や関連番組が放送され、NBA関連商品は6大陸100の国と地域にある100,000以上の店舗で展開されています。2020-21シーズン開幕時のロスターには41の国と地域から107名のインターナショナルプレイヤーが名を連ねています。デジタル領域では、NBA TV、NBA.com、NBA  App、NBA LEAGUE PASSを展開しています。また、NBAは世界有数のソーシャルメディアのコミュニティを形成しており、リーグ・チーム・選手の「いいね!(like)」とフォロワー数は、世界中で19億以上を数えます。また、NBA Caresを通して、国際的な協力団体と共に、教育や青少年、良好な家庭環境の推進、そして健康医療問題など、重要な社会問題の解決に向けた活動を行っています。

 

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