長野県伊那市と共同開発した市街地デジタルタクシーシステム 「DTaM」の横展開に関する協定を締結し全国に普及へ

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報道関係各位
2023年10月24日
株式会社マイティークラフト

株式会社マイティークラフト(本社:東京都豊島区、代表取締役 西川博成、以下「マイティークラフト」)は、伊那市(長野県伊那市:伊那市長 白鳥孝)と共同開発した市街地デジタルタクシー精算管理システム「DTaM」の全国普及に向けて、東日本電信電話株式会社長野支店(支店長 茂谷浩子、以下「NTT東日本長野支店」)とともに、伊那市役所にて地方公共団体への横展開に関する連携協定の締結を10月20日に実施いたしました。この協定のもと、3者は全国の地方公共団体にも販売・導入支援をしていきます。

近年、社会全体として高齢者の増加やバス路線廃止により、高齢者等が自宅から医療施設や福祉施設、買い物などへの移動にタクシーを利用する場合に、その費用の一部を自治体が補助するケースが増えています。これは、高齢者等の移動の自由度を高め、生活の質を向上させることを目的としています。
タクシーの利用補助にあたって、対象者にチケットを配布するなどの方法が多く採用されています。しかし、チケット配布の煩雑さやコスト、周知や利用率の低さ、タクシー事業者や自治体の精算の手間等、様々な問題がありました。

これらの問題を解決すべく、伊那市ではマイティークラフトと、市街地デジタルタクシー精算管理システム「DTaM」を共同開発し、市内にて本格運用をしています。
DTaMでは、タクシー車内でタブレットを使用し、乗車時に高齢者等に配布された利用登録証のQRコードを読み取り、降車時にはタクシーメーターを読み取って、自動的に自治体とタクシー事業者間で精算するシステムです。GPSの位置情報とともに、利用データはクラウドサーバーに保存されます。
クラウドサーバーに保存されたデータは、利用者情報の管理や精算業務の円滑化に対応し、タクシー事業者や伊那市のDXにも寄与しています。

DTaMを採用することにより、短期間でのシステムの導入や各種コストの削減が可能です。さらに利用しやすさによる利用率の向上やタクシー運転手の煩雑さの減少、加えて利用者・利用回数・乗車地・降車地などのビッグデータを分析することにより、他の交通システムを含めた地域の公共交通の改善につなげることも可能です。

マイティークラフトでは伊那市、NTT東日本長野支店とも協力し、DTaMシステムを他の自治体にも販売・導入支援していきます。この連携を機に、マイティークラフトでは本日より、初期導入費用の見直し(200万円→148万円)を実施しています。

今月より長野県箕輪町ではDTaMシステムが導入され稼働開始しています。他県の地域でも、今年度中に数件の導入が予定されています。

DTaMシステム詳細や価格につきましては別紙をご参照頂くか、マイティークラフト、NTT東日本長野支店、または伊那市の担当までお問い合わせ下さい。

株式会社マイティークラフト DTaM案内ページ
https://www.m-craft.com/dtam/

伊那市公式ホームページ 市街地デジタルタクシー・精算管理システム「DTaM」
https://www.inacity.jp/kurashi/kotsu_jikokuhyo/gurutto_digital/DTaM.html

このリリースに関するお問い合わせは
株式会社マイティークラフト 広報部 担当:渥美
〒171-0013 東京都豊島区東池袋3-11-8 サンライズ小林3F
TEL:03-5985-2373  FAX:03-5249-7023
メール: press@m-craft.com HP: https://www.m-craft.com

東日本電信電話株式会社長野支店 担当:小林
メール: hiroshi.kobayashi.kp@east.ntt.co.jp

伊那市 企画部 企画政策課 担当:福澤、田中
〒396-8617 長野県伊那市下新田3050番地
TEL:0265-78-4111  FAX:0265-74-1250
メール: kij@inacity.jp HP: https://www.inacity.jp/

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