[count day=”2024-12-20″]
開催期間: | 2024年11月16日~2024年12月29日 |
会場: | Gallery & Restaurant 舞台裏 |
入場料: | 無料 |
営業時間: | 11:00-20:00 |
定休日: | 月曜定休 ※月が祝日の場合は翌日が休業日となります。 |
問い合わせ: | 0358437735 |
住所: | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門5丁目8 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1F |
駐車場: | なし |
開催概要: | 「Gallery & Restaurant 舞台裏」では、沖縄県出身で現在はベルリンを拠点とするアーティスト、照屋勇賢の個展を開催します。 沖縄と聞いて、皆さんがイメージするのは何でしょう。美しい海が広がる常夏の楽園?「なんくるないさ」の一言でトラブルさえ笑い飛ばすのんびりした県民たち?もしかしたら、90年代に大流行したアイドルグループを思い浮かべる人もいるかもしれません。しかし、沖縄はその明るくユートピア的なパブリックイメージの一方で、第二次世界大戦時には日本で唯一地上戦が行われた場所であり、終戦後も1972年まで米軍による統治が続きました。現在も日本にある米軍基地の面積は約70%が沖縄に集中しています。 照屋勇賢の作品は、見慣れた素材や日常的な概念を用いつつ、その中核には沖縄の歴史や在沖米軍問題への視点、あるいは社会における権力勾配や支配のシステムといったテーマが据えられています。今回の展示の中心となるのは、伝統技法である紅型に沖縄の日常生活を象徴する既製品の図像を用いた《朱の鳥、紅の空》(2010)と、資本主義的な交渉によって相手の土地を奪っていくゲームをモチーフとした「モノポリー」シリーズの新作です。本展を通じて、照屋は華やかな表象と、その水面下に横たわる政治的状況や消費主義社会への批判的な視点を可視化させます。作品を通じた照屋の問いかけは、私たちの明日を考えるための想像力へと繋がり、社会的な分断を越えた対話のヒントになってくれるはずです。 |
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℡:0358437735
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