株式会社TAGRE(本社:東京都台東区、代表取締役社長:中野 郁弥、以下「当社」)は、山口県環境政策課と協業して、子どもたちが自発的かつ継続的に環境活動に取り組む仕掛けづくりの実証実験を2022年2月1日より開始します。
実証実験には、当社のオンライン学習支援プラットフォーム『QuestNote』を使用します。
本実証実験は、県及び市区町村の課題を、行政とスタートアップ企業が協業して共に解決に取り組む実証実験「シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI」( https://cc-yamaguchi.jp/ )の取り組みです。
■課題の概要
山口県では、「低炭素・循環型・自然共生社会」を目指す一環として、小学校で、地球温暖化に関する環境学習を実施しました。
子どもたちが身近に取り組めるように、宇宙兄弟とコラボした子ども向け環境読本を作成し、これを活用したモデル授業をJAXAと連携して実施したりと、地球温暖化について、家庭、学校、地域でできることなどをテーマに授業を行ってきました。
省エネや節電、ごみの削減などのエコ活動について、子どもたちは「大切だと思いました」「やろうと思いました」という感想は多く寄せられていましたが、そこから行動を起こす子どもは少なく、またどの程度の子どもが行動変容に繋がったかなど成果を把握することが難しいことが課題でした。
(課題詳細: https://cc-yamaguchi.jp/project/environmental-issues/ )
■実証実験での取り組み
この課題を解決するべく、環境学習において、子どもたちが意識せずとも「ついやってしまう」「楽しく取り組める」ような仕掛けが求められています。
そこで、本実証実験では、学習支援プラットフォーム『QuestNote』を利用して、ゲームのような感覚で楽しみながら家庭や学校で学習を行えるようにすることで、子どもたちの行動変容につなげます。また、子どもたちの取り組みを可視化し、来年度以降のサービスの導入に向けて有効性を検証します。
実証実験は2月から山口県の小学校3校でスタートします。
事前に環境学習を実施した後、タブレット等で『QuestNote』を使って身近なエコ活動に取り組みます。
【エコ活動のストーリー】
QuestNoteで「エコクエ!」
裏山で見つけたトンネルの先は、剣と魔法の異世界に繋がっていました。
この異世界では、食料不足や魔物の増加など様々な問題が起きています。
調査を進めていく中で、地球と異世界の環境は連動していることが分かり、地球での行動を変えることで、異世界の問題も解決できることが分かりました。
さあ、エコ活動に取り組んで、異世界を、そして地球を救おう!
【学習支援プラットフォーム『QuestNote』】
学習支援プラットフォーム『QuestNote』とは、ゲームのような感覚で楽しみながら課題に挑戦し、生徒が達成感を感じながら学習に取り組めるように、授業や課題の運営を支援するサービスです。
先生が設定した課題をクリアすることで、キャラクターのレベルが上がったり、バッジや装備などのアイテムを手に入れることができます。
また、クリアした課題をランキング形式で可視化したり、取り組んだ成果を画像や動画で投稿して共有することができるため、他の生徒とモチベーションを高め合いながら取り組むことができます。
生徒ごとの進捗状況も可視化されるため、評価やフォローすべき生徒を一目で見つけることができます。
【会社概要】
株式会社TAGREは、“多様な価値感でチャレンジし、表現・共有ができる社会に”をミッションとして、Webサービスの企画・開発・運用を行う会社です。
商号 : 株式会社TAGRE
代表者: 中野 郁弥
所在地: 東京都台東区台東1-13-9 BRIDD秋葉原 3B
設立 : 2019年12月25日
URL : https://tagre.org/