モルディブは、ワールドトラベルアワード2021の「ザ・ワールド・リーディング・デスティネーション賞」を昨年に引き続き2年連続で受賞しました。受賞は、2021年12月16日にオンラインで開催されたワールドトラベルアワード2021授賞式で発表されました。
1993年に創設されたワールド・トラベル・アワードは世界の旅行業界において最も栄誉ある賞とされています。デスティネーションにとってこの賞の受賞は、特にこのような困難な時期においてとても意義深いことです。モルディブは、ドバイ、インドネシア、スペイン、ベトナム、アメリカ合衆国など、競合する18のデスティネーションを抑えての受賞となりました。
モルディブ政府観光局(MMPRC)のトイブ・モハメド氏は、モルディブに投票していただいた全ての方々に感謝するとともに、今回の成果は、モルディブ政府、観光省、その他の観光産業関係者の努力と協力無くしてはなし得ることができなかったと述べました。また、モルディブを安全安心なデスティネーションとして日々、プロモーションに注力したスタッフの献身的な働きぶりを称えました。
今回の受賞は、昨年に引き続き2年連続で2回目となります。モルディブは昨年、世界の旅行産業が新型コロナウイルス感染症拡大により大打撃を受けている最中、初めて、ワールド・トラベル・アワードを受賞しました。モルディブ政府の主導のもと、世界各国からの観光客を受け入れられるという自信と努力による結果だと言えるでしょう。モルディブが安全安心なデスティネーションであるということを伝える際に強調されたのが、モルディブの地理的な条件です。モルディブは、千を超える島々からなる島嶼国家で、ワンアイランド・ワンリゾートをコンセプトとするリゾートホテルが有名です。このような特徴が、安心して休暇を過ごしたいと思う世界各国の旅行者から支持されたと言えます。
今年は、ワールド・トラベル・アワードのインド洋部門でも、モルディブはリーディング・デスティネーション、リーディング・ビーチ・デスティネーション、リーディング・ダイビング・デスティネーション、リーディング・ツーリストボードの4つの賞を受賞しています。インド洋部門のリーディングデスティネーション賞は過去18年間で14回受賞しています。
2020年7月に国境を再開して以来、2020年、モルディブを訪れた観光客は555,494人。2021年は既に12月8日までに1,197,409人の観光客をお迎えし、年末までの合計観光客数は120万人を超えることを予想しています。これは、パンデミック前の2019年の年間150万人に迫る人数です。
■モルディブ政府観光局
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