戦後西ドイツのグラフィックデザイン展

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戦後西ドイツのグラフィックデザイン展

開催期間:2024年10月26日(土)〜2025年2月24日(月)
会場:西宮市大谷記念美術館
入場料:一般 1200円、大学生・高校生 600円、中学生・小学生 400円
営業時間:10:00 〜 17:00
定休日:水曜日 12月23日〜2025年1月3日は休館
問い合わせ:0798330164
住所:〒662-0952 兵庫県西宮市中浜町4-38
駐車場:あり
開催概要:本展覧会では、デュッセルドルフ在住のグラフィックデザイナー、グラフィックデザイン研究者・大学教授であるイェンス・ミュラー氏が設立した「A5コレクション・デュッセルドルフ」を日本で初めて紹介します。戦後西ドイツのグラフィックデザイン資料を中心に収集され、ポスターだけで1,000点以上、その他資料類は10,000点を超える規模に成長した本コレクションは、戦後の分断から1990年ドイツ統一までのグラフィック表現を探る上で非常に重要なものです。

戦前のドイツではバウハウス(1919~33年)がモダンデザインの思想と教育を世界に示し、戦後の西ドイツではその理念を継承するウルム造形大学が1953年に開設されました。第二次世界大戦後、アメリカのデザインがもてはやされる中、ドイツではモダニズムの思想を受け継ぎながら、デザインと科学・哲学・社会思想などとの接点を探る、デザインの理論と実践を発展させていきました。

1950年代末、西ドイツのGNPは世界第2位に躍進し「経済の奇跡」と呼ばれましたが、その背景にはドイツ特有のデザインシステムが関与したことが考えられます。世界で最も古い歴史を持つセーリング・フェスティバル「キールウィーク」、1972年のミュンヘンオリンピック、カッセルで5年に一度開催される現代美術展「ドクメンタ」などスポーツや文化における国家的イベントのイメージを形成する上でも、グラフィックデザインは大きな役割を果たしました。本展ではポスター約130点、その他冊子、雑誌などグラフィック関係の小品約250点で、戦後西ドイツにおけるグラフィック表現の魅力に迫ります。

[関連イベント]
1. 講演会「Back to Modern:The Reinvention of Graphic Design in West Germany」
※逐次通訳(英↔日 *講演は英語で行います)
日時: 10月27日(日)14:00〜(16:30終了予定)
講師: イェンス・ミュラー氏(vista主宰)
定員: 100名(中学生以上)
2. スライドトーク「西ドイツのグラフィックデザインの魅力」
日時: 12月1日(日)、2025年1月5日(日)14:00〜14:30
講師: 下村朝香(当館学芸員)
3. 第191回オータニ・ミュージアム・コンサート「バッハで彩るクリスマス」
日時: 12月22日(日)14:00〜
演奏: 島田真千子(ヴァイオイリン)
定員: 100名(小学生以上)
4. 見学会 「印刷所を見学しよう」
日時: 11月28日(木) 10:00〜12:00
協力: 株式会社小西印刷所
定員: 20名(小学生以上、申込人数多数の場合は抽選)
参加費: 1000円(保険料+展覧会入館料込み)
5.ワークショップ
ワークショップ①「コトバの壁画をみんなで作ろう」
日時: 12月8日(日) 14:00〜16:00
講師: 杉崎真之助氏(真之助デザイン)、王怡琴氏(王デザイン研究室)
参加費: 500円
定員: 20名(小学生以上、申込人数多数の場合は抽選)
ワークショップ②「西ドイツのポスターを見てみよう」
日時: 2025年2月16日(日) 14:00〜15:00
講師: 作花麻帆(当館学芸員)
参加費: 200円
定員: 15名(小学生以上、申込人数多数の場合は抽選)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

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℡:0798330164

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