高齢でも身寄りがなくても、安心して賃貸住宅で住み続けられる仕組みで社会問題解決へ

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総合不動産会社として不動産建築・管理などの事業を展開し、首都圏で10,000室以上を管理する株式会社アミックス(本社：東京都中央区、代表取締役社長：末永照雄、以下アミックス)は、2021年12月1日より、株式会社OAGライフサポート(以下 OAGライフサポート)の業務提携を開始いたしました。

【提携の背景と展望】

我が国では世界に類を見ないスピードで高齢化が進行し、その中でも65歳以上の単身世帯は2040年まで増加し、65歳以上の4人に1人は独居になると予想されています。こうした単身高齢者の中でも、総務省「平成30年住宅・土地統計調査」によれば持ち家率は66.2％、つまり残りの3人に1人は賃貸住宅または高齢者施設を住まいとしている状況です。今後、賃貸派の高齢者はさらに増加していくことは確実な情勢です。

しかし現実には、単身高齢者が賃貸物件を探す際には、様々なリスクを懸念され、貸主側から断られることが当たり前になっています。一方で、賃貸物件の空室率低下を望む貸主や管理会社にとっては、単身高齢者に想定される「相続人に連絡が取れないと解約も残置物処分も進まない」「孤独死が起こると事故物件化してしまう」というリスクを懸念するのは当然です。

アミックスではこうした社会情勢を踏まえ、今まで倦厭されてきた単身高齢者の入居促進も、しっかりと仕組みを合わせて提供することでオーナー様にとって“社会貢献”の一部として提供できる賃貸経営手法だと考えました。

企画提案から設計、施工、建物維持管理、改修、売買、サブリース、賃貸管理までを社内で一貫対応でき、さまざまな専門スキルを持ったプロフェッショナル(米国不動産経営管理士、一級建築士、賃貸不動産経営管理士など)が在籍しています。このプロフェッショナルたちに加え、今後の単身高齢入居者の賃貸ニーズに答えるべく、今回のOAGライフサポートとの業務提携に至りました。

率先して住宅確保要配慮者と定義される高齢入居者の入居を推進するべく、単身高齢入居者が安心して入居し、住み続けられる仕組みを取り入れて参ります。

賃貸見守り契約

具体的な仕組みとして、OAGライフサポートが提供する、「賃貸見守り契約」を高齢者入居者に提案し、必要だと入居者自身が判断された場合に、賃貸人として契約を実施いたします。

OAGライフサポートでは、単身高齢者の居住の安定確保を図る観点から2021年6月に国土交通省及び法務省が策定・発表した「残置物の処理等に関するモデル契約条項」を参考に、「賃貸見守り契約」(借主・貸主・OAGライフサポートの三者間契約)を提供されています。この「賃貸見守り契約」は上記モデル条項に、貸主が不安視する高齢居住者の孤独死による事故物件化のリスクを軽減するための条項を加えた内容となっており、2021年10月より提供を開始しています。

当社では業務提携を進めるに当たり、「賃貸見守り契約」において管理会社目線での実務上のアドバイスなどを実施し、すでに既存入居者との賃貸見守り契約の実績を積み上げてきています。

アミックスでは、今後も既存入居者の入居中の不安解消方法として見守り機能も付帯している賃貸見守り契約を提案してまいります。また新規入居検討者にも尊厳信託の提案をすることで、安心して入居し、その後も住み続けられることができる環境を提供していきます。

■アミックス会社概要

アパート建築、サブリース管理、リボンシステムなどのリフォーム、50年サブリースなどの事業を、主に東京23区の東部において展開しています。創業から65年にわたり変わることなく、オーナー様の資産を「活かすこと・増やすこと・守ること」を使命としています。

会社名　　　：株式会社アミックス

代表者　　　：代表取締役社長　末永照雄

所在地　　　：〒103-0028　東京都中央区八重洲1-3-7 八重洲ファーストフィナンシャルビル13階

資本金　　　： 3,100万円

物件管理戸数： 10,001戸(グループ全体10,113戸)

URL　　　　： https://www.amix.co.jp/

■OAGライフサポート会社概要

OAG税理士法人のグループ会社として、家族に頼れない・頼らない「おひとりさま」が安心して老後とその先を迎えられるように各種相談・総合的な支援事業を行っています。