法政大学大原社会問題研究所は、12月7日(水)に法政大学多摩キャンパス(東京都町田市)で第14回大原社研シネマ・フォーラム「戦車闘争」を開催します(参加費無料、事前申込不要)。
【今までほとんど語られてこなかった“闘争”の真実を探る、衝撃のドキュメンタリー】
ベトナム戦争終盤を迎えていた1972年、アメリカ軍は破損した戦車を神奈川県相模原市の相模総合補給廠で修理し、再び戦地に送るべく横浜ノース・ドックへ輸送していた。それを知って憤った市民がノース・ドック手前で座り込みを敢行、戦車の輸送は断念された。この事件をきっかけに相模総合補給廠の前にはテントが立ち並び、およそ100日間におよぶ抗議活動が始まる。
映画「戦車闘争」は、座り込みに参加していた者から彼らを排除する側までのあらゆる当事者や専門家など総勢54人の証言によって、日本現代史上希にみる政治闘争の顛末を明らかにする白熱のドキュメンタリー映画である。
上映後に、小池 和洋氏(「戦車闘争」企画・プロデューサー・インタビュアー)によるトークも行われます。
【開催概要】
■日時 : 2022年12月7日(水) 17:20~20:00(開場17:00)
■会場 : 法政大学多摩キャンパス EGG DOME 5階ホール
https://www.hosei.ac.jp/tama/gaiyo/map/
(アクセス)京王線めじろ台駅、JR横浜線相原駅、
JR中央線西八王子駅より法政大学行バス利用
■プログラム: 17:20~19:15 上映「戦車闘争」
19:25~20:00 トーク 小池 和洋氏
(「戦車闘争」企画・プロデューサー・インタビュアー)
■参加 : 参加費無料
■申し込み : 不要(どなたでも参加できます)
■その他 : 詳細は下記URL(大原社会問題研究所ウェブサイト)をご確認ください。
https://oisr-org.ws.hosei.ac.jp/
【大原社会問題研究所】
1919(大正8)年に大阪で創立。1949年に法政大学と合併、現在に至る。100年の歴史を誇る社会科学の分野ではわが国で最も古い歴史を持つ研究所。『大原社会問題研究所雑誌』(月刊)、『日本労働年鑑』、研究所叢書をはじめ、出版活動も積極的に展開。21世紀に生起する労働問題の解明を中心にしながら、同時にジェンダー、社会保障、環境、貧困などの諸問題の研究にも力を入れている。研究所所蔵の図書・資料は、社会・労働問題関係図書をはじめとする約21万冊。その他、貴重書、ビラ・チラシなどの原資料、ポスター・写真・バッジなどの社会運動関係の現物資料など多数を所蔵。インターネットを通じた情報公開と研究支援も積極的に展開している。